ぼっちバイカーのブログ

KTM 250EXCでオフ車を楽しむ初心者バイカー。家庭もバイクも両立して楽しみたい!そんな野心を秘めた趣味ブログ

林道でオフロードする前に絶対知っておきたいマナー(ルール)を断腸の思いで紹介する

こんにちは。ぼっちバイカーです。

今回の内容はかなり賛否両論、というかほぼ否定される内容だと思います。

それこそ「今日のお前が言うな選手権」が開催されたらダントツ一位を取れるレベルだと思います。

今回のネタは自分への巨大ブーメランなので出来ればなーなーにしておきたかった、でもいつまでもこの運用は無理だと思い、今回断腸の思いで記事にしました。

この記事の目的は?

「オフロードバイクで山を走る」事についての是非は、本来ならば話題に出してはいけません。

21世紀では無料でオフロード走行できる公道は非常に限られており、私有地や管理されている道を走る場合には黒に近いグレーが多いからです。

例えるならば、峠やオンロードツーリングで法定速度を超過する是非について書くのと似ています。超えるのは違法。

でも、事実として日本全国各地で林道ツーリングは毎週どこかしらで行われており、小さな問題が起きたり、たまに大きな問題が起きて、最終的に遊び場自体がクローズされてしまう・・・

この記事を書いた目的は、オフローダーが楽しめる場所を少しでも長く残せるよう、最低限のルールというかマナーがあるよってこと。

特にオフロードをこれから始める方や、初めてまだあまり経ってない方はぜひ一読してほしいなって思っています(別にこれらの方がマナー悪いとかじゃなく、こういうのを体系的に教えてくれる人は本当に少ないってこと)。

・・・僕も、この記事を書くに当たって覚悟も決めました。

林道や山でのマナー?

最近Twitterで「山をオフロードバイクで走ること」について議論というか色々な方の意見が出てました。

その中でも仙台のストレンジモーターサイクルというバイクショップの和泉拓さん(通称TACさん)から参考になるネタが。

彼は過去にオフロード雑誌FRM(僕が愛読している雑誌riderの前世)で「オフロードでのマナー?」というコラムを寄稿されていたのです。この内容は参考になると感じました。

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教えて頂いたFRM(vol.33)2011年4月号。もう7年前に発刊された雑誌です

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当時のコラム

今回、このコラムに寄稿されたテキストデータをTACさんから「転載OK」で頂きました。

受け取る際にTACさんからは、このコラムは「大事なのはローカルのマナー。現場を守ってる方優先」「問題提起や現状への苦言ではない」「最低限こんな感じにした方がいんじゃないかな?」という前提で7年前に書かれた記事、というニュアンスを僕は感じ取りました。これが正解かはわからないけど知っておいて困らない話。

以下本文です↓


オフロードでのマナー?

「バイクで自然の中をツーリングするのは自然破壊であり犯罪行為だ」
いわゆる環境保護派の方々は声高にこうおっしゃるだろう。ある面においては間違いでは無く、返す言葉が無い。
三無い運動を例に挙げるまでも無く、日本ではモーターサイクル自体を好ましく思わない人が少なくない。また、ここ数年の自然環境保護意識の急激な高まりや登山ブームにより自然の中に入る人が増えた。そうすると、少なからず我々と接触する機会が増える事になる。
  冒頭の一文について反論したい事は山程有るが、あえてここで触れる事はしない。本誌の読者である同好の志にその事を説いてもあまり意味が無いと思えるからだ。また、個々人によって大きく異なる為「オフロード」の定義もあえてここではしない。
今回は、少しでも走れる環境を残す為に私達が覚えておくべき事を列挙したいと思う。これからオフロードモーターサイクルで遊ぼうとしてる方には是非伝えて行きたいマナーだ。
これは、時に法律以上に厳しい事もある。また、地域差もあるしそれぞれの属するコミュニティによって若干異なる。しかし、全国の友人達とこの手の話題になると大まかなルールは似通っている為、おおもとの認識は共通と考えて良いだろう。

1 サイレンサーの音量は控えめに

これは山の中でモーターサイクルが嫌われる一番の原因とも言える。なぜならバイクに興味が無い人にとって排気音はただの騒音にしかすぎないからだ。

2 ゴミを捨てない

理由は言うまでも無くモラルの問題。まれに河川敷などで廃タイヤをパイロン替わりに使うライダーが居るが、これを放置したままにするとただの不法投棄となってしまう。
壊れたパーツやその破片なども必ず拾って持ち帰ること。これもゴミに変わりないのだから。

3 整備された法面を走らない

特に河川敷の土手(芝生が生えてる事が多い)は、洪水が起きたときに荒らされた法面から決壊してしまうからだ。そしてこの行為は国土交通省の河川管理業務に重大な支障をきたすため、発見されると一発でバイク進入禁止の処置がとられることが多い。さらに近隣にコースがある場合、そのコースまでもが撤去の危機に追いやられる可能性が高い。

4 丸太に注意

林道脇に積んである整然と積んである丸太は、材木またはシイタケ栽培の原木であることが多いので絶対に踏んではいけない。

5 管理された林に入らない

進入禁止の看板がなくても枝打ちしてあったり、下草が刈られていたり、明らかに人の手が入っている林(杉林が多い)には立ち入らない。なぜならそこに生えている木は商品であるため、田んぼや畑に入るのと同じ行為なのだ。

6 タイヤを空転させて土を掘らない

他に通行する車両や歩行者にとって深いワダチは障害物と一緒。ワダチに水が流れて地形が変わったり、道が崩壊する事もある。それに無駄にタイヤを空転させたところで前には進まないのだから。もし掘ってしまった場合は、キチンと埋めて現状回復すること。

7 歩行者や自転車には要注意

狭い道で歩行者や自転車とすれ違う、または追い越す場合は最低でも徐行すること。やはりスピード差と排気音は恐怖の対象になる。エンジンを停止してからヘルメットを脱ぎ、元気よく「こんにちは~!」が言えればベスト!
 

以上1~7は知らない林道や河川敷を走る際、守るべきルールだと考えている。
特に法面や現役伐採地、植林している林など明らかに人の手の入った場所には絶対に立ち入らない様にしよう。こちらは趣味で遊びなのだが向こうは「仕事」をしている場所であり、場合によっては走っている場所そのものが「商品」なのだから。
これらが出来れば嫌味を言われる可能性もグンと下がるし、オフロードモーターサイクルに対するイメージアップにもつながるのでは?
と、色々と書いてみたが、実際には走る場所によりルールは異なる。その場所に責任を持てる人がいる場合(ヌシ的存在)はその人のルールに従う、また先達の言う事に耳を傾けるなど、そこで長い間走らせて貰っている人だからこそ分かることだって多い。首都圏のとある河川敷コースだが、雑誌で紹介されたが故に近隣県から過剰に人が集まり、その場所のルールも知らずに走った為に問題が起きて閉鎖されたという事例も聞いた。
逆の事も言える。俺は、グリップするし掘りにくいと言う事でトライアルタイヤを愛用して勧めてもいるが、どの場所でも闇雲に強制したりはしない。先達の決めたその場所のルールを尊重する。例えば、地主若しくは管理している人が MX タイヤで遊んで居る時に、その人に向かって「掘るからトライアルタイヤを履きましょう」と言う事はとてもナンセンスに思えるからだ。
その場所で問題が起きるのであれば、その場所の管理者やローカルが対応を決めるべきだと考えている。
ここ 10 年で世間の環境への意識は大きく変化した。いつまでも「昔は良かった」や「今まで走れていたのだから問題ない」では長続きしない。インターネットや既存メディアの「自分を安全圏に置いての少しでも非のある物/事への全力攻撃」も収まる気配は無い。
経済的にも政治的にも発言力の無い、叩いても反撃される恐れのないモーターサイクル愛好者など格好の餌食だろう。

冒頭に挙げたように、オフロードモーターサイクルを趣味とする自分達は、完全にマイノリティである。その事を自覚しつつ行動しなければこの遊びに未来は無いだろう。「自然環境を守る」という大それた目的ではない(もちろんそれはそれで否定しないが)、「遊び場を守る」という意識を持って貰いたいのだ。サーファーも定期的にビーチクリーン活動を行っているし、自転車乗りでワダチ埋め作業の為だけに山に入る人も知っている。俺自身も河川敷コース周辺の清掃活動には何度か参加させて貰った事がある。いずれもうちの主催では無かったのだが、モーターサイクル愛好家が主体となったゴミ拾いだ。ちゃんと話を持って行けば行政だって協力してくれるし、町内会と合同開催だったので地域住民の理解も得られる事だってある。その結果、走る環境を維持出来ているという事実もある。
これは地元仙台の話だが、大なり小なり全国で同じ活動をしてるモーターサイクル愛好家が大勢居ると思う。今からゴミ拾いをしろとかワダチ埋めに行けとか言う気は無い。少なくともこれ以上自分達の首を自ら締める様な真似はやめようと言う事だ。
ルールを守ること、周りの人に迷惑を掛けないことが、長くその場所を走らせてもらうためには不可欠。「ここがダメになったら他に行けばいい」そんな風に思っていると、走らせて貰える環境はすぐに無くなってしまう。いつまでも私たちが楽しめる場所を確保するためには、やはり一人ひとりの心がけやちょっとした気配りが必要なのである。
どうか賢明な諸兄には「青二才が偉そうに」と思わずに、心の片隅にでも留めて置いて頂きたい。


この記事を読んで僕は、もっと早く知りたかった。って強く感じました。

ガ○ルとか読めば書いてあるのかな?ライディングスキルよりもこういうネタを定期的に取り扱って欲しいですね。

林道ツーリングガイドブック 2016~2017 (ブルーガイド・グラフィック)

林道ツーリングガイドブック 2016~2017 (ブルーガイド・グラフィック)

…どうでもいいことですが、雑誌のコラムって予想よりもずっと文字数が多いのですね…。これで1ページ分。

オフロード歴2年の僕が思う注意した方がいい事

上記記事はお山の中の話ですが、僕の方は山に入る前後のお話についてちょっとだけ補足させてください。

・・・正直「当たり前すぎて書かなくてもわかる」と思われる方も多い内容かも。

山遊び写真や動画は配慮

現代ではSNSやブログで写真や動画を使って自分が経験した体験を発信する事は割と普通です。

特定できないような特徴のない場所の写真なら大きな問題にはなりませんが、特徴的な場所の写真だと一発で特定されお叱りを受けることになります。

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特に動画は場所が特定しやすいので十分配慮したほうが良さそう。というかアップしない方がいいです。

遊び場の紹介も配慮

イマドキ、場所の情報はネットで気軽に簡単に共有できます。しかし不特定多数に場所を教えることはよろしくないです。

数人で大事に遊んでいた場所も、ネットで紹介されてしまうとそれを見た人が押し寄せ、路面はあっという間に荒れてしまう。人が集まればゴミや騒音、マナーの問題が必ず起きます。

林道遊び場にはたいていそこをホームにしている人がいます。ホーム以外での林道遊びでは特に、情報の扱いには注意した方がよいです。

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繊細な場所であればなおさら。場所は気軽に人に伝えず、知り合いにもそういう場所であることを伝えた上で案内するといいかもです。

林道のスポーツ走行は危ない

林道で道幅の大半を埋め尽くす大きさのダンプとも何度もすれ違った事がありますし、対向から反対車線にバイクがいたこともありました。

またカーブの先が突然土砂崩れで崖だったり、遠目では目視出来ない細いチェーンが横に貼られている事も。これ下手したら首切り事件に発展するレベルです。あとオーバースピードで崖落ち→誰にも発見されずに死亡という事もあり得ます。

こういう環境で自分の限界に挑むスポーツ走行は本当に危ない。プロテクタ着用など安全意識を持つなら環境にも意識を向けた方が良いです。

林道遊びは少数がおススメ

大人数での林道遊びは騒音がすごいですし、山への瞬間的なダメージも大きい。また、すれ違う人にプレッシャーを与えてしまうため極力少人数で遊んだほうが良いです。

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人数が多ければ多いほど目立ち、印象は悪くなってしまいます。

でも1人だと命の危険も…

KTMのオフロードバイクのマニュアルには「オフロード走行は二人以上で走りましょう」と明記されています。

一人でのオフロード走行は不慮の事故の際に命の危険もあります。

一緒に走る人がいない場合にはこういう方法で探すことも検討してみてください。

www.botti-bk.com

初心者にマナーを紹介しよう

「初めて林道を走る」という方を案内する立場の方はぜひ今回のようなマナーや注意点を紹介してあげてください。

ルールやマナーの考えは場所や人それぞれですので「私はこういう事を気を付けています」という感じで紹介するのが良いかもしれません。

僕のこれからの方針

つまり「林道はこっそりトコトコ少人数で楽しむ」のが至高なんだと思います。

僕は今まで上記をどれだけ守れていたかと聞かれたら黙るしかありません。 これまでブログでも良かれと思い散々発信してきましたし、動画や写真も見返すとNGなものが多い。因果応報として企画した大人数での林道ツーリングは周りからボロクソに批判されたり、林道組合に僕のメアドを使っていたずらされたり、脅迫メールやいたずらメール等、色々ありました。なんでも2ちゃんねるで叩かれていると知り合いから聞きました。怖くてまだ見れてない。

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それでもここまでで済んだのは今まで生暖かくスルーして下さった皆さんの優しさだったのかなと。

今までスルーして下さった皆様、本当申し訳なかったです。

過去記事や動画を大幅削除しました

流石にこの記事を書いておいて過去アップしたものをそのままにはできません。

って事で過去ブログ記事の修正やアップロードしていた動画の削除をしました。

動画は林道関連がメインだったので75本から27本まで減りましたw

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止まるんじゃねぇぞ...(サブスクライブ)

ブログは林道に関する記事数が100を超えてるので漏れがあったらコメントで教えてください。

とってもいまさらですがこれからはクリーン()なブログを目指していきたいと思います。

最後に一言だけ

僕も思う事はありますが「山のバイク遊びは管理者からの黙認で走らせて頂いている」という事実を前にすると全て言い訳になってしまいます。

それでも一言だけ書かせて頂くなら「僕は林道でオフロードの楽しさを知った人間で、林道は楽しい」ってことです。

僕は他人に杓子定規的に「林道は違法ですけど^^;」と言い放つことはできませんし、林道で遊んでいる人を見てドヤガオで「林道でオフロードとかないわw」とか絶対言えない。

でも、「行動が自分たちの大好きな遊び場を無くしていく要因になってしまう可能性がある」という事は声を大にして伝えたい

・・・これは自戒の為に書いています。僕は林道好きなのでこれからも遊ぶ気でいますが上のマナーを守った上で遊ぶことにしたいと思ってます。

・・・一言じゃ全然ないですねw

まとめ

オフロード界隈のタブーである「山でオフロードバイクで遊ぶ」のマナーに関するトピックでした。

これから林道遊びをしたり最近遊び始めた人の目線で書きました。これを読んでくださった方にとって一つでも為になる情報があれば、僕が断腸の思いでこの記事を書いた甲斐があったと思います。

マナーを意識しつつ楽しくオフロードバイクを楽しめる林道遊び。長く続けていきたいですね。

また、もし林道に関して他人から指摘を受けた時は、何故そういうルールがあるのかをぜひ聞いてみてください。きっと理由があるはずですし理解できるはずです。

本来、その方もあなたも同じオフロードバイク好きというマニアックでマイノリティな趣味を愛した仲間であり同志なのですから・・・。

こんな感じ。

林道ツーリングガイドブック 2017~2018 (ブルーガイド・グラフィック)

林道ツーリングガイドブック 2017~2018 (ブルーガイド・グラフィック)