ぼっちバイカーのブログ

KTM 250EXCでオフ車を楽しむ初心者バイカー。家庭もバイクも両立して楽しみたい!そんな野心を秘めた趣味ブログ

KTM 250EXCで初めてのミッションオイル交換をした話

こんにちは。ぼっちバイカーです。

新車のバイクは慣らし期間があり、慣らし期間が終わるとオイル交換をします。それはレーサーでも変わりありません。

KTM 250EXCの慣らし期間は5時間。林道ツーリング一回で125kmほど走りましたのでもう慣らし終了です。

初回点検が一応レーサーでもあるのですが、なかなかディーラーへバイクを持っていく時間が取れず、かつ翌週には猿ヶ島遊びが迫っていたのでとりあえず作業メニューにある項目を自分で実施しました。

慣らし後の作業のメインはオイル交換

レーサーのメンテナンスサイクルについては一記事書けてしまうのでここではさらっと慣らしの部分だけ。

慣らし運転(5時間走行)が終わったらやるのは

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オイル交換

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試走とディーラーの登録手続き

という事で実質オイル交換すればよいのです。

2ストでもオイル交換が必要なの?

あれ?2ストはエンジンオイルをガソリンと混ぜて潤滑してるからオイル交換は必要ないのでは?

と2スト初心者の僕は最初思ったのです。

理由としては、2ストではクラッチなどのギアボックスと爆発しているエンジンが別室になっており、ギアボックスを潤滑させるためにミッションオイルが必要なのです。そしてギアチェンジやクラッチ操作等をすることでオイルは普通に劣化します。

という事で、4スト同様オイル交換は必要なのです。

EXCのミッションオイルは4スト用を使う

普通(?)の2ストはよくわかりませんが、EXC君の指定オイルは4サイクルエンジン用オイルです。

純正指定はMOTOREX Top Speed 4T 15w/50

MOTOREX(モトレックス) 4サイクルオイル TOP SPEED 15W50 4リットル79548 [HTRC3]

MOTOREX(モトレックス) 4サイクルオイル TOP SPEED 15W50 4リットル79548 [HTRC3]

ですが他の4ストオイルでも粘度が同じなら勿論OKです。100%化学合成油を使いましょう。ただ高性能エンジンなので質の低いオイルはやめておきたいですね。

僕は勝手に2スト用のオイルだと勘違いしており、EDR君の時に買いだめしていたオイル(MOTOREX CROSS POWER)を次のオーナーさんにプレゼントしてしまったのを激しく後悔しました。しかも、知り合いによるとEDRの指定オイルはである上記がシフトフィーリング最高なんだとか…

くっそー

オイル交換手順をしっかり書くよ

メモがてらオイル交換手順を書き残します。レーサー買う人はこんなの当たり前すぎるのでしょうが、一応ね?

1.エンジンを暖める

4スト同様オイル交換では暖気をしてエンジンオイルを温めて抜けやすくします。

と言っても2ストはうるさくて気軽に暖気することすら厳しい。無駄に夜のTOKYOに2ストサウンドを控えめに響かせながら暖気運転をしました。


白煙モクモク!何かのショーかな?

2.エンジンガードを外す

廃オイルが落ちるように、エンジンガードを外します。ボルト二本でオーケー。8mmソケットです。


これが…


こう!

オイル交換後にすぐにエンジンガードが取り付けられるようになっていてさすがレーサーだなって思った。

3.ジャッキアップしてドレインボルトを緩める

ジャッキアップして水平に。水平な状態でオイルを排出します。

ドレインボルトは13 mmです。

・・・ドレインボルトを緩めてー


ブシャー

少しグレーがかった黒いオイルが飛び出てきます。

ギアチェンジだけなのにこんなに黒くなるのか…(呆れ)

なお構造的に排出されたオイルが確実にバイクフレームにかかります。神経質な人は養生テープとか貼っておくといいかもね?まぁ、レーサーだし多少汚れてもかまへんか。


排出されるオイル量自体は少ない


ドレインボルトにはマグネットがついてるのでこんな感じで削りカスが確認出来る

125km程走ったにしては多いような気がします。まぁ新車だしね?

ドレインボルトをパーツクリーナーで綺麗にしてあげましょう。


オイルが完全にタレきるまで一晩寝かせます

・・・24時間経過

バイクを左右に振って最後の一滴を振り絞りましょう(不要ですが貧乏根性でなるべくオイルを出し切りたいマン)

4.ドレインボルトを締める

ドレインボルトに新品の銅ワッシャーをつけて規定トルクで締めます。


規定トルクは、20Nmです


トルクがしっかりしてると気持ちいい!

まずは指で締められるところまで回してから最後トルクレンチ。EDRから学んだことはちゃんと生きてるよ。

なお僕が使っているのは工具マニアのたいちゃ (id:taicha__5)さんにオススメして頂いたアイテム。イギリスのブランド NORBAR(ノーバー)の1/4差し込み角のトルクレンチです。

ノーバーはヨーロッパ最大のトルクレンチ専門メーカーで有名なメーカーのトルクレンチのOEMとかもしてます。まぁ間違いなし。昔はロールスロイス製エンジン「スピットファイア」の整備にも採用されたらしい。


デデン

このトルクレンチは1 - 20 Nmまで対応してるので自転車やバイクのちょっとした整備で使えます!

トルクレンチならこれおすすめ!

5.オイルを注ぐ

ドレインボルトを締めたらオイルフィラーからオイルを注ぎます。


オイルフィラーキャップは手で回そう


キレイ…


15w/50のMOTOREX Cross Powerを選びました。


オイル量は0.8lです


最後の一滴まで搾り取る!

これでオイル補充完了!

6.オイルレベル確認

オイルが十分入っているかを確認します。

僕「あ、(オイルレベルを確認する窓は)ないです。」

マニュアルをボケーっと眺めてて三度見したのですが、このバイクはオイルレベルをチェックする窓がありません。

まぁ、そういうバイクもあるよね。棒を突っ込んだりして見るタイプもありますし…

僕「棒もないです(真顔)」

どうやってチェックするのかって?

僕「オイル漏れはオイルが入っている証拠だから大丈夫」


“穴からミッションオイルが少量流れ出したら正常です”

僕「カワサキか…」

・・・

スプリングを外そう!

ということでボルトを緩めてオイルが漏れるか確認してみましょう!

確認するためにはまずはブレーキペダルを止めてるスプリングを外します。


これ

手やペンチでは難しそうでしたのでこんなアイテムをゲット


スプリングフック

僕は色々と調べた結果、KITACOのやつにしました。決め手は小さいので持ち運びしやすかったり工具入れで邪魔にならない事でした。そして一番安いw

名称はいろいろで「スプリング外し」「スプリングフック」「テンションスプリングツール」

キタコ(KITACO) スプリングフック 汎用 674-0600502

キタコ(KITACO) スプリングフック 汎用 674-0600502

これで楽勝だぜ!

・・・

・・

が!


なかなか外れないですがこれは…

引っ張るにもなかなか難しくて、スプリングを下へ引っ張りながら小さいドライバでスプリングの先っちょをツンツン押しながらようやく外すことができました。コツとかあるのかなこれ…

疲れすぎて外した写真はないです(真顔)

スプリングを外したらボルトにアクセスできるようになるのでボルトを外します。


ボルトを外したらオイルが漏れてきたぞ

オイル漏れはオイルが入ってる証拠。大昔のカワサキの名言がまさか21世紀のレーサーにも通用するとは驚きです。

なおこのボルトにも小さい銅ワッシャーが使われてましたが在庫がなかったので使い回し。後日発注して交換しておきましたよ。

なおこのボルトは10Nmです。

スプリングを戻して、お し ま い ! !

最後に試走をしてボルトのゆるみが無いかをチェックしましょう。

フィーリングですがMOTOREX CROSS POWERに変えて少しニュートラルに入れやすくなった"ような"気がします。

まとめ

初めてのオイル交換でしたが問題なく一人でできました。

レーサーとはいえやることは普通のバイクと変わりません。文章で書くと結構ありますが実作業は大したことないです。

EXC君はミッションオイルの削りカスが結構出るそう。なのでしばらくは頻繁にオイル交換してあげたほうがよさそうですね。マニュアルによると40時間またはレース毎に交換とありますがもう少し早めでもいいかなと考えています。

オイル交換といってもオイル量は大したことないですしオイルフィルター交換も不要なので自分でメンテすればそんなにお金はかからないです。ここは大切な場所なのでケチらずやっていきたいですね!

こんな感じ。